夏休みの課題を生徒に見せてもらいました。
数学で間違えている問題があり、正しい式と答えも赤ペンで書き足されていました。
直しの部分を隠したうえで
「じゃあ、この問題を今から解いてみよう!」
「わかりません」
これはよくある光景です。
よくある間違いとして「たくさん問題を解く事」を勉強だと考えている生徒さんは大勢おられます。
保護者の中にもおられるかもしれません。
しかしながら、問題を解く段階はあくまでも「勉強の準備」である事が多いです。
(教科や内容によっても多少変動します)
肝心なのは
「できなかった」「間違えた」➡「できるようになった」「ちゃんと正解できた」
これこそが勉強であり、点数アップの素だと考えています。
お子さんのドリルでも問題集でもいいです。
間違えている問題に再挑戦してもらってみて下さい。
解けなかった場合は「提出物を提出できるようにした」で終わってしまっています。
問題を解くことで見つかった課題にこそ「伸びしろ」がある、という事を
多くの生徒たちに伝えていきたいです。
塾長 道上